#価値観 食事中にミッションインポッシブルは受け入れられない
価値観の一致が大切みたいな話ってよく耳にする気がします。
それっていったいなんなんだろう?とか、価値観の一致ってそんなに大切なことなんだろうか?とか、
疑問やら違和感やら、というよりは何だかそれを重視する意味がよく分からないというか、
価値観ってそもそも何をもって価値観と言うのか定義がよく分からないなと思っておりました。
30代、私もそれなりに心も体も大人になったということなのでしょうか。
世間が言う”価値観”というものがなんとなく分かり始めた気がします。
細かい話をすると色々ありすぎるのですが、とりあえず、本日感じたタイムリーな具体例をお話しするならば、、、
食事中に両親がミッションインポッシブル3に夢中であることが理解できない
そもそも私はアクション映画というものがさほど好きではなく、、、
も少しストレートに表現するならば嫌いです。
誰かしら必ず死ぬか命の危機に晒される無駄なハラハラ感やら
常に険しい顔でドンパチ、ガチャガチャやる感じがなんとも言えず苦手なんです。
まぁ、それは個人の好みですし前述の作品については世界中に多くのファンがいることも事実ですからそれは良いとして、、、
その映画を好きなことも、せっかく観られる環境があるのだから家でゆっくり観るのも良いと思います。
ですが、食事中に見たくはない。私としてはただそれだけなんです。
先にのべた通り、なんとも言いがたいけれどとにかく苦手なので食事中に観ていて良い気分にはなりません。
しかも、普段から食事中に会話をしない父が、話さないどころか視線がテレビに一転集中していて食事にまとまに意識が向いていない様子を横で見ているのがとても嫌でたまらないのです。
しかしながら、両親の大好きな映画を見る権利を奪うのも嫌だし、苦言を呈することで二人のせっかくの楽しい気分を盛り下げてしまうことは本意ではないので、私はただ黙って視線をおとして食べることだけに集中することにしました。
これって頻繁に起こることではないにしてもなんだか寂しいことだなと感じました。
些細なことだけど好きな映画のジャンルが共通していれば幸せだなと感じました。
その点、両親はお互いその映画そのものもそれを食事中に鑑賞することも、共通の趣味と言うか、好みと言うか、価値観と言うか...共有できているので平和だなと感じました。
同じ家族なのに私は部屋に一人こもりたい気分になりました。
小さいけれど、それが日々積み重なるのだとしたら大きなことですよね。
価値観の相違っていこういう日々の生活の端々に現れるんでしょうね。
そういう小さなことこそ本当の意味で価値観の相違が反映されやすいのでしょうね。
家族でも友達でもパートナーでも、価値観の完全一致は無理ですが
違いを楽しめる部分と、同じであってほしい部分があって
価値観そのものが一致することよりも、
違って良いところと同じであってほしいところが一致していることが重要なんでしょうね。
難しく考えなくても自然と、そのようにして自分が一番楽にいられる人たちと親睦を深めることになるんでしょうけど、
人との出会いや繋がりって難しいし面白いなと思います。
久々の記事は長い独り言のようになりました。
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